先日起こった本当に怖いお話。
今回の震災が起こった直後、いたるところで募金活動が開始された。
最初、利用していたコンビニでおっきなスケルトン状の募金箱が置いてあり
設置直ぐのせいか、あまりお金が入っていない。
募金は気持ちだよね!っと思いそこに1,000円募金。
世界中のこの「気持ち」が集まれば必ず希望が生まれるはず!
なんてことを考えながら取引先に向かう私。
取引先との商談も終わり、雑談をしてる内に震災の話に。
取引先でも募金を開始したという事で、これまた暖かい手作り募金箱を
見せてもらった。
募金は気持ちだよね!っと思いそこに1,000円募金。
最初に入れた1000円と合わさって子供用おむつとかになればいいなーなんて
父親らしい事を考えながら帰社。
直属の上司から「うちでも募金始めるんで、募金箱買ってこよう」と提案され
募金箱を買ってくる。
上司「震災募金の経緯を事務所に話しておいてー」
と、言われたので事務所のみんなに説明。
これまでの募金の経緯はあったものの・・
募金は気持ちだよね!っと思いそこに1,000円募金。
日本国民1人1人が3000円入れれば・・
360,000,000,000円 oh..
そうはいっても子供からお年寄りまでいるから
総人口3000円募金できないしねw
翌日、東京出張の為駅に向かっていた私。
電車の中でコーヒーでも飲もうっと思い自動販売機へ。
ぬ、お財布に1万円札しかない・・・。
自動販売機1万円使えない><
しょうがないから構内の売店で買うかーと諦めて駅に向かう。
最寄りの駅は、規模は大きいもののそこは山梨。
そんなに人はいない。
電車が来る時間になってもおそらく50人もいないんじゃないかな?
そんな駅の階段を目指して歩いてると黄色い声がキャッキャ聞こえた来た。
女子中学生A「震災の募金おねがいしま〜〜す!」
女子中学生B「おねがいしま〜す」
その他女子「キャッキャッキャ」
その他女子「あっちいってくるねーw」
総勢中学生女子8人が募金活動をしているようだ。
駅は見えるが、50mくらい離れてる場所に私。
おーこんな朝早くから偉いねー。と感心しながら歩み続ける。
女子中学生A「震災の募金おねがいしま〜〜す!」
女子中学生B「おねがいしま〜す」
ちょっと不謹慎じゃないか?というくらい明るい(ふざけ気味・・?)テンションで
活動してる女子。まぁ、中学生だししょうがないよねーw
さらに歩みを続ける私。
私の10mくらい先には40代後半の気の弱そうなサラリーマンが駅に向かって歩み続けている。
そのおじさんが彼女たちの前を通り過ぎようとした時に事件が起こった。
タタタタタタッ
女子中学生A「募金お願いしますー!」
女子中学生B「おねがいしまーーーす!」
おやじの前に女子中学生2名が立ちはだかり、強制的・・・いや、積極的なかつあ・・・・
いや、積極的な募金活動を行っている。
おいおいおいww
それちょっとあれじゃないかwwwwwおやじwwww
恐らくあのおやじは月2万円のお小遣い制で、食べるご飯すら貯金に回して
趣味のお酒やゴルフを生きがいにがんばってるサラリーマン(と、過程)。
ちょっと困ったような背中から、しぶしぶお財布を出して小銭を入れる。
女子中学生A「五十円募金ありがとうございまぁぁ〜〜すー!」
女子中学生B「五十円ありがとうございま〜〜〜す!」
公開処刑始まった
なんですかその金額公表システム。
おやじは、かなり気まずそうにそそくさと財布をしまってトボトボ駅構内に撤退。
戦争映画にある
兵士「メーーーーーディーーーーーーーーーーック!」
って叫ばれながら勇敢に負傷者を引きずって撤退する
引きずられてる兵士の姿がまさにおやじだったと思う。
逃げたおやじの背中を女子中学生たちが見送り笑いながらなんかしゃべってる。
<私の脳内読解術では>
女子中学生A「五十円とかうけるw」
女子中学生B「いまどき五十円で何しろってーのwww」
このおやじが悪いのか・・・いや、そんなわけない・・。
あのおやじはきっといいおやじなはずだ。
なにか悪い夢でも見ているのか。
そんな考えを0.1秒くらいで考えていると、その光景を見ていた若いサラリーマンは
今こそチャンス!といわんばかりの歩みスピードを上げ女子中学生軍団の背後を通過し構内へ退避成功。
エスカレーターに乗った彼の背中には勝利に満ちた達成感と
安堵感が入り混じった哀愁を漂わせていた
おいwwwwwおまえwwwwうますぎwwww
天使さん「あなたは募金するでしょ?」
私の中の何かが訴えかける。
私の中の悪魔君「おいおまえ、募金なんかする必要ねーぞ。もう3000円も払ってんじゃねーか」
私の中の天使君「金額の問題じゃないわ、今募金しないでいつするの」
私の中の悪魔君「これでまた1000円払ったらお前4000円だぞ?お前そんな金持ちかおい?」
私の中の悪魔君「あなたにとっての4000円と、被災されてる人たちの4000円の価値を一緒にしないで!」
そんなやり取りを数秒しながらも歩み続ける。
まぁ、1000円なら公開処刑されても恥ずかしい額じゃないだろう・・。
ちょっとまて万札しかねーじゃんおれ。
おいおいおいおいおいごめんごめんほんとごめん、一万円は無理ですいやまじでwww
なんでもするから一万円は勘弁してwwwwwww
人間の脳ってすごいね。
こんな内容をほんの数秒で考えてる自分を見つめなおす。
そんな事考えてる場合じゃねぇww
女子中学生達の視線が次の標的を狙う。
そして目が合う。
女子中学生A「震災の募金おねがいしま〜〜す!」
女子中学生B「おねがいしま〜す」
サバンナで鳴くライオンの「ガォー」に聞こえた私小鹿。
落ち着け私。こういう時こそ落ち着いて判断できる奴が
社会で生き残っていけるのだ。
東京大学物語ばりの思考を数秒でめぐらす。
1.無視して構内に入るケース。
策士、策に溺れるという言葉がある。
いろいろ考えずにスルーしていくのがいいのか。
いやおそらく
女子中学生「なにあいつ、うぜっ」
こんな声が聞こえて来たらガラスのハートを持つ私はきっと倒れる。
だめだ、次。
2.小銭を入れる。
さっきジュース買う時に120円以上の小銭は無かったのは確認済みだ。
ぱっと見た感じ、十数円しかなかったはずだ。
これは公開処刑確定
だめだ、次。
3.来た道を引き返す
戻ったところで、どうしようもない。
反対側の入り口までぐるっと回るか?
いや、あの群れ(女子中学生)がさっき
「あっち行ってくるね」とか話してたからおそらく先回りされてる。
逃げ出した。しかし回り込まれた。の流れだと1ターン攻撃を
余分に受ける事になる。
だめだ、次。
4.真実を話す
私「あーもう募金はしてあるからごめんね」
女子中学生「はいはいwwwwwwww」
次。
5.財布の中身を見せる
女子中学生「必至すぎwwwww」
オワタ。
どう考えても回避不可能。
ニワトリが先か、タマゴが先かの次に難しい回廊に違いない状況。
心の妖精たちも口をそろえて
私の中の悪魔君「なんとしても回避しろ」
私の中の天使君「死ぬ気で逃げろ」
と警告を発す。
しかたない・・これだけは使いたくなかった・・・人として。
しかし回避する為にはしかたなかったんだ・・。
そしてそっとポケットに手を入れる私。
私「あ、もしもし?」
電話「ツーーーーーー」
私「あ、お疲れ様です。はい、今着きました。」
電話「ツーーーッツーーーッツーーー」
私「ええ、ええ、はい、わかりました。」
電話「ツーーーッ! ツーーーッ!」
。・゜・(/Д`)・゜・。
こっちに近寄ろうとしてた彼女たちは歩を止め、あーあ・・と言わんばかりの
雰囲気で来た道を戻る。
構内に入り、階段を上りきったところで電話を切り後ろを振り返る。
1人がこっちを見てた・・・。
別に今電話終わったんですがなにか?
ってオーラを背中から発す。
改札を通り、ホームに立つ。
今日も山梨は寒い。
駅の入り口をホームから見る事が出来るので、今にも壊れそうなマイブロークンハートを
優しく包みながら次の犠牲者を見守る。
おののくサラリーマン。
苦笑いのサラリーマン。
完全にスルーする女性。
笑顔で募金するおじさん。
なにか事故多発エリアを眺めているようだ。
ふと横を見ると、最初の惨事に見舞われたおやじが遠い目をしながらホットコーヒーを飲んでいる。
おやじ、お前はわるくねぇって。
元気だせよ。
■ 厳選 ■
今回の震災が起こった直後、いたるところで募金活動が開始された。
最初、利用していたコンビニでおっきなスケルトン状の募金箱が置いてあり
設置直ぐのせいか、あまりお金が入っていない。
募金は気持ちだよね!っと思いそこに1,000円募金。
世界中のこの「気持ち」が集まれば必ず希望が生まれるはず!
なんてことを考えながら取引先に向かう私。
取引先との商談も終わり、雑談をしてる内に震災の話に。
取引先でも募金を開始したという事で、これまた暖かい手作り募金箱を
見せてもらった。
募金は気持ちだよね!っと思いそこに1,000円募金。
最初に入れた1000円と合わさって子供用おむつとかになればいいなーなんて
父親らしい事を考えながら帰社。
直属の上司から「うちでも募金始めるんで、募金箱買ってこよう」と提案され
募金箱を買ってくる。
上司「震災募金の経緯を事務所に話しておいてー」
と、言われたので事務所のみんなに説明。
これまでの募金の経緯はあったものの・・
募金は気持ちだよね!っと思いそこに1,000円募金。
日本国民1人1人が3000円入れれば・・
360,000,000,000円 oh..
そうはいっても子供からお年寄りまでいるから
総人口3000円募金できないしねw
翌日、東京出張の為駅に向かっていた私。
電車の中でコーヒーでも飲もうっと思い自動販売機へ。
ぬ、お財布に1万円札しかない・・・。
自動販売機1万円使えない><
しょうがないから構内の売店で買うかーと諦めて駅に向かう。
最寄りの駅は、規模は大きいもののそこは山梨。
そんなに人はいない。
電車が来る時間になってもおそらく50人もいないんじゃないかな?
そんな駅の階段を目指して歩いてると黄色い声がキャッキャ聞こえた来た。
女子中学生A「震災の募金おねがいしま〜〜す!」
女子中学生B「おねがいしま〜す」
その他女子「キャッキャッキャ」
その他女子「あっちいってくるねーw」
総勢中学生女子8人が募金活動をしているようだ。
駅は見えるが、50mくらい離れてる場所に私。
おーこんな朝早くから偉いねー。と感心しながら歩み続ける。
女子中学生A「震災の募金おねがいしま〜〜す!」
女子中学生B「おねがいしま〜す」
ちょっと不謹慎じゃないか?というくらい明るい(ふざけ気味・・?)テンションで
活動してる女子。まぁ、中学生だししょうがないよねーw
さらに歩みを続ける私。
私の10mくらい先には40代後半の気の弱そうなサラリーマンが駅に向かって歩み続けている。
そのおじさんが彼女たちの前を通り過ぎようとした時に事件が起こった。
タタタタタタッ
女子中学生A「募金お願いしますー!」
女子中学生B「おねがいしまーーーす!」
おやじの前に女子中学生2名が立ちはだかり、強制的・・・いや、積極的なかつあ・・・・
いや、積極的な募金活動を行っている。
おいおいおいww
それちょっとあれじゃないかwwwwwおやじwwww
恐らくあのおやじは月2万円のお小遣い制で、食べるご飯すら貯金に回して
趣味のお酒やゴルフを生きがいにがんばってるサラリーマン(と、過程)。
ちょっと困ったような背中から、しぶしぶお財布を出して小銭を入れる。
女子中学生A「五十円募金ありがとうございまぁぁ〜〜すー!」
女子中学生B「五十円ありがとうございま〜〜〜す!」
公開処刑始まった
なんですかその金額公表システム。
おやじは、かなり気まずそうにそそくさと財布をしまってトボトボ駅構内に撤退。
戦争映画にある
兵士「メーーーーーディーーーーーーーーーーック!」
って叫ばれながら勇敢に負傷者を引きずって撤退する
引きずられてる兵士の姿がまさにおやじだったと思う。
逃げたおやじの背中を女子中学生たちが見送り笑いながらなんかしゃべってる。
<私の脳内読解術では>
女子中学生A「五十円とかうけるw」
女子中学生B「いまどき五十円で何しろってーのwww」
このおやじが悪いのか・・・いや、そんなわけない・・。
あのおやじはきっといいおやじなはずだ。
なにか悪い夢でも見ているのか。
そんな考えを0.1秒くらいで考えていると、その光景を見ていた若いサラリーマンは
今こそチャンス!といわんばかりの歩みスピードを上げ女子中学生軍団の背後を通過し構内へ退避成功。
エスカレーターに乗った彼の背中には勝利に満ちた達成感と
安堵感が入り混じった哀愁を漂わせていた
おいwwwwwおまえwwwwうますぎwwww
天使さん「あなたは募金するでしょ?」
私の中の何かが訴えかける。
私の中の悪魔君「おいおまえ、募金なんかする必要ねーぞ。もう3000円も払ってんじゃねーか」
私の中の天使君「金額の問題じゃないわ、今募金しないでいつするの」
私の中の悪魔君「これでまた1000円払ったらお前4000円だぞ?お前そんな金持ちかおい?」
私の中の悪魔君「あなたにとっての4000円と、被災されてる人たちの4000円の価値を一緒にしないで!」
そんなやり取りを数秒しながらも歩み続ける。
まぁ、1000円なら公開処刑されても恥ずかしい額じゃないだろう・・。
ちょっとまて万札しかねーじゃんおれ。
おいおいおいおいおいごめんごめんほんとごめん、一万円は無理ですいやまじでwww
なんでもするから一万円は勘弁してwwwwwww
人間の脳ってすごいね。
こんな内容をほんの数秒で考えてる自分を見つめなおす。
そんな事考えてる場合じゃねぇww
女子中学生達の視線が次の標的を狙う。
そして目が合う。
女子中学生A「震災の募金おねがいしま〜〜す!」
女子中学生B「おねがいしま〜す」
サバンナで鳴くライオンの「ガォー」に聞こえた私小鹿。
落ち着け私。こういう時こそ落ち着いて判断できる奴が
社会で生き残っていけるのだ。
東京大学物語ばりの思考を数秒でめぐらす。
1.無視して構内に入るケース。
策士、策に溺れるという言葉がある。
いろいろ考えずにスルーしていくのがいいのか。
いやおそらく
女子中学生「なにあいつ、うぜっ」
こんな声が聞こえて来たらガラスのハートを持つ私はきっと倒れる。
だめだ、次。
2.小銭を入れる。
さっきジュース買う時に120円以上の小銭は無かったのは確認済みだ。
ぱっと見た感じ、十数円しかなかったはずだ。
これは公開処刑確定
だめだ、次。
3.来た道を引き返す
戻ったところで、どうしようもない。
反対側の入り口までぐるっと回るか?
いや、あの群れ(女子中学生)がさっき
「あっち行ってくるね」とか話してたからおそらく先回りされてる。
逃げ出した。しかし回り込まれた。の流れだと1ターン攻撃を
余分に受ける事になる。
だめだ、次。
4.真実を話す
私「あーもう募金はしてあるからごめんね」
女子中学生「はいはいwwwwwwww」
次。
5.財布の中身を見せる
女子中学生「必至すぎwwwww」
オワタ。
どう考えても回避不可能。
ニワトリが先か、タマゴが先かの次に難しい回廊に違いない状況。
心の妖精たちも口をそろえて
私の中の悪魔君「なんとしても回避しろ」
私の中の天使君「死ぬ気で逃げろ」
と警告を発す。
しかたない・・これだけは使いたくなかった・・・人として。
しかし回避する為にはしかたなかったんだ・・。
そしてそっとポケットに手を入れる私。
私「あ、もしもし?」
電話「ツーーーーーー」
私「あ、お疲れ様です。はい、今着きました。」
電話「ツーーーッツーーーッツーーー」
私「ええ、ええ、はい、わかりました。」
電話「ツーーーッ! ツーーーッ!」
。・゜・(/Д`)・゜・。
こっちに近寄ろうとしてた彼女たちは歩を止め、あーあ・・と言わんばかりの
雰囲気で来た道を戻る。
構内に入り、階段を上りきったところで電話を切り後ろを振り返る。
1人がこっちを見てた・・・。
別に今電話終わったんですがなにか?
ってオーラを背中から発す。
改札を通り、ホームに立つ。
今日も山梨は寒い。
駅の入り口をホームから見る事が出来るので、今にも壊れそうなマイブロークンハートを
優しく包みながら次の犠牲者を見守る。
おののくサラリーマン。
苦笑いのサラリーマン。
完全にスルーする女性。
笑顔で募金するおじさん。
なにか事故多発エリアを眺めているようだ。
ふと横を見ると、最初の惨事に見舞われたおやじが遠い目をしながらホットコーヒーを飲んでいる。
おやじ、お前はわるくねぇって。
元気だせよ。
■ 厳選 ■